サイパン熱帯植物園 ― サイパン旅行2日目② [旅・街]
モーニングクルーズの後は、車に乗せられ山奥へ…。
到着したのは、サイパン熱帯植物園。
自然の山を切り開いて作られた植物園です。
植物園には日本人のガイドさんがいますので、全て日本語で説明していただけます。
到着早々にこの植物園で穫れたバナナをいただきましたが、甘くておいしかったです。
まずはココナッツのデモンストレーションから。
ココナッツジュースを飲ませていただけるとのことでしたが、
前日の夕食時の味を思い出すと、どうも進んで飲みたい気が起こらず…。
ですが、若い新鮮なココナッツから出るジュースをいただくと、全くクセがなく、
瑞々しくておいしいのです。ポカリスエットを少し青臭くしたような味。
それもそのはずで、ポカリはココナッツジュースを参考に作られたのだとか。
栄養もたっぷり、人間の体への吸収も良いので、かなりの優れもののようです。
ジュースだけでなく、実もいただきました。
なんとかジュースは克服できたものの、ココナッツミルクが嫌いなので、
実もそんな味かなあ…、と思っていたところ、出てきたのはおしょうゆ。
薄切りにした実におしょうゆを付けて食べると…、なんとイカ刺の味!
これにはびっくりでおもしろく、苦手なはずのココナッツをぱくぱく食べてしまいました。
ヤシの木は、1本に1年間で300個ほどの実をつけるそうです。
ここは植物園ですので、専門のスタッフが熟れている実を器用に取っていましたが、
街中の木は、自然に任せて落ちるままだそうで、
今でも実が落ちてきて事故になるケースが多いそうです。
人に当たってももちろん大変ですが、木陰に停めた車に実が落下していた、
なんてことも珍しくないそうです。
ココナッツを堪能した後は、トロッコのような車に乗って、園内を散策します。
珍しい植物がたくさんありましたので、自分への備忘録も兼ねて、可能な限りご紹介致します。
植物に興味のない方にはつまらないと思いますので、流し見でお願い致します。
タビビトノキという大きな木。ヤシの木くらいの高さがあります。
東西に向かって葉を広げるので、方向が分かりやすいとか。
ヤシ科ではなく、バナナの仲間だそうです。
こちらはパンノキ。名前だけは聞いたことがありました。
実を焼くとパンパンという音がするとか、焼いた実の中身がパンに似ているからとか、
由来は諸説あるようですが、焼かないと食べられないようです。
ショウガの花。こちらは赤。
ピンクもあります。
正式名称は忘れてしまいましたが、ドリアンの仲間の果物。
とは言え、あのような強烈な臭いはなく、後で食べさせてもらいましたが、
中は白くてさっぱりとした甘さの、繊維たっぷりの果物でした。
こちらも名前を忘れてしまいましたが、花弁の形がおもしろいお花。
お馴染みのパパイヤ。こちらは青パパイヤのようです。
青パパイヤのサラダは、いつも食べてみたいと思うのですが、
味付けが辛いものばかりなのは何故なのでしょう?
こちらもご存知、バナナ。
よく見ると、バナナの実は螺旋状に生っていました。
名前を覚えていない植物ばかりですみませんが、熱帯っぽいお花。
日本の植物園でも、たまにこのお花があるそうですが、花は開かないとのこと。
赤道との位置関係によって、咲く地域が決まってくるそうです。
肉厚の花弁は、どこか人工的でした。
これは猛毒の実だそうです。
数十年前までは、この実をこっそり持ち帰り、毒殺に使われたこともあったとか。
今ではもちろん、持ち出し禁止のようですが。
ガジュマルの仲間の木と、ココナッツの実の殻で作られたココナッツハウス。
ココは猿のこと、ココナッツの実が猿の顔に似ていたことから、この名前が付いたようです。
近くで見ると、確かに小さな2つの穴と大きな1つの穴が、人面に見えます。
こちらは、最近よく耳にするようになった、ノニ。
落ちているものを拾ってみましたが、ぷよぷよとした感触…、
ですが、それ以上に強烈なにおいが…。
単に臭いといったものではないのですが、例えようのないすごいにおい…。
でも栄養価は豊富とのこと。…とは言え、このにおいを嗅いでしまうと、食する気が失せます。
この日は1日中、手ににおいが染み込んだ錯覚に陥りました…。
ハイビスカスの仲間、フウリンブッソウゲ。
(名前を忘れたので、帰国してから調べました。漢字では「風鈴仏桑華」。)
日本でも江戸時代頃から栽培されているそうです。
確かに風鈴のようで、かわいらしいお花でした。
キャットテール。文字通り、猫のしっぽのような植物。
日本でも見ることができるようですが、長さはこの半分もないとか。
ちょっと毛虫にも見えます…。
実のような固そうな黄色いお花から、白い花弁が出ている不思議な姿。
白い花弁が羽に見えることから、ベイビーエンジェルウィングと呼ばれているそうです。
植物の名前は、おしゃれなものが多いですね。
水辺に咲く、睡蓮の仲間。清楚な雰囲気が素敵でした。
このあたりで激しいスコールに会いましたが、暑いので気持ちが良いです。
この奥には、最古のツリーハウスがあるようで、晴れていたら上ることもできたのですが、
このタイミングでのスコールは、少々残念…。
グレープフルーツの木。少し実が生っています。
グレープフルーツは、ぶどうの房のように実を付けると聞いたことがありましたし、
このときの説明もそうでしたが、何故か点在。
広い植物園の一部を詳しく紹介していただき、今回のツアーは終了。
途中、虫に刺されたり、トカゲを何匹も見たり、かなりワイルドでしたが、
珍しい植物にたくさん接することができました。
植物園には猫が何匹か暮らしていました。
人懐こく擦り寄ってきて、かわいいコたちでした。
到着したのは、サイパン熱帯植物園。
自然の山を切り開いて作られた植物園です。
植物園には日本人のガイドさんがいますので、全て日本語で説明していただけます。
到着早々にこの植物園で穫れたバナナをいただきましたが、甘くておいしかったです。
まずはココナッツのデモンストレーションから。
ココナッツジュースを飲ませていただけるとのことでしたが、
前日の夕食時の味を思い出すと、どうも進んで飲みたい気が起こらず…。
ですが、若い新鮮なココナッツから出るジュースをいただくと、全くクセがなく、
瑞々しくておいしいのです。ポカリスエットを少し青臭くしたような味。
それもそのはずで、ポカリはココナッツジュースを参考に作られたのだとか。
栄養もたっぷり、人間の体への吸収も良いので、かなりの優れもののようです。
ジュースだけでなく、実もいただきました。
なんとかジュースは克服できたものの、ココナッツミルクが嫌いなので、
実もそんな味かなあ…、と思っていたところ、出てきたのはおしょうゆ。
薄切りにした実におしょうゆを付けて食べると…、なんとイカ刺の味!
これにはびっくりでおもしろく、苦手なはずのココナッツをぱくぱく食べてしまいました。
ヤシの木は、1本に1年間で300個ほどの実をつけるそうです。
ここは植物園ですので、専門のスタッフが熟れている実を器用に取っていましたが、
街中の木は、自然に任せて落ちるままだそうで、
今でも実が落ちてきて事故になるケースが多いそうです。
人に当たってももちろん大変ですが、木陰に停めた車に実が落下していた、
なんてことも珍しくないそうです。
ココナッツを堪能した後は、トロッコのような車に乗って、園内を散策します。
珍しい植物がたくさんありましたので、自分への備忘録も兼ねて、可能な限りご紹介致します。
植物に興味のない方にはつまらないと思いますので、流し見でお願い致します。
タビビトノキという大きな木。ヤシの木くらいの高さがあります。
東西に向かって葉を広げるので、方向が分かりやすいとか。
ヤシ科ではなく、バナナの仲間だそうです。
こちらはパンノキ。名前だけは聞いたことがありました。
実を焼くとパンパンという音がするとか、焼いた実の中身がパンに似ているからとか、
由来は諸説あるようですが、焼かないと食べられないようです。
ショウガの花。こちらは赤。
ピンクもあります。
正式名称は忘れてしまいましたが、ドリアンの仲間の果物。
とは言え、あのような強烈な臭いはなく、後で食べさせてもらいましたが、
中は白くてさっぱりとした甘さの、繊維たっぷりの果物でした。
こちらも名前を忘れてしまいましたが、花弁の形がおもしろいお花。
お馴染みのパパイヤ。こちらは青パパイヤのようです。
青パパイヤのサラダは、いつも食べてみたいと思うのですが、
味付けが辛いものばかりなのは何故なのでしょう?
こちらもご存知、バナナ。
よく見ると、バナナの実は螺旋状に生っていました。
名前を覚えていない植物ばかりですみませんが、熱帯っぽいお花。
日本の植物園でも、たまにこのお花があるそうですが、花は開かないとのこと。
赤道との位置関係によって、咲く地域が決まってくるそうです。
肉厚の花弁は、どこか人工的でした。
これは猛毒の実だそうです。
数十年前までは、この実をこっそり持ち帰り、毒殺に使われたこともあったとか。
今ではもちろん、持ち出し禁止のようですが。
ガジュマルの仲間の木と、ココナッツの実の殻で作られたココナッツハウス。
ココは猿のこと、ココナッツの実が猿の顔に似ていたことから、この名前が付いたようです。
近くで見ると、確かに小さな2つの穴と大きな1つの穴が、人面に見えます。
こちらは、最近よく耳にするようになった、ノニ。
落ちているものを拾ってみましたが、ぷよぷよとした感触…、
ですが、それ以上に強烈なにおいが…。
単に臭いといったものではないのですが、例えようのないすごいにおい…。
でも栄養価は豊富とのこと。…とは言え、このにおいを嗅いでしまうと、食する気が失せます。
この日は1日中、手ににおいが染み込んだ錯覚に陥りました…。
ハイビスカスの仲間、フウリンブッソウゲ。
(名前を忘れたので、帰国してから調べました。漢字では「風鈴仏桑華」。)
日本でも江戸時代頃から栽培されているそうです。
確かに風鈴のようで、かわいらしいお花でした。
キャットテール。文字通り、猫のしっぽのような植物。
日本でも見ることができるようですが、長さはこの半分もないとか。
ちょっと毛虫にも見えます…。
実のような固そうな黄色いお花から、白い花弁が出ている不思議な姿。
白い花弁が羽に見えることから、ベイビーエンジェルウィングと呼ばれているそうです。
植物の名前は、おしゃれなものが多いですね。
水辺に咲く、睡蓮の仲間。清楚な雰囲気が素敵でした。
このあたりで激しいスコールに会いましたが、暑いので気持ちが良いです。
この奥には、最古のツリーハウスがあるようで、晴れていたら上ることもできたのですが、
このタイミングでのスコールは、少々残念…。
グレープフルーツの木。少し実が生っています。
グレープフルーツは、ぶどうの房のように実を付けると聞いたことがありましたし、
このときの説明もそうでしたが、何故か点在。
広い植物園の一部を詳しく紹介していただき、今回のツアーは終了。
途中、虫に刺されたり、トカゲを何匹も見たり、かなりワイルドでしたが、
珍しい植物にたくさん接することができました。
植物園には猫が何匹か暮らしていました。
人懐こく擦り寄ってきて、かわいいコたちでした。
いろんな植物の説明、とってもおもしろく読みました。
ポカリスェットの由来やキャットテールの違いなど、しりませんでした。
青パパイヤは自家製のものをいただいたことがあって、
ふつうにサラダにして食べたことがあります。関東でもできるようですね。
by pistacci (2010-11-21 23:05)
ココナッツジュースを参考にポカリが誕生したのですか!?
なるほど…そういえば似ていますね。
タビビトノキも植物園でしか見たことがなかったので
青空の下で大きく葉を広げる姿、いいですねぇ。
ショウガの葉の形は日本のものとは違いますね。
国によって栽培されている種類が変わるのでしょうか。
おもしろいです。
by あんこ (2010-11-23 08:12)
d+さま
nice!をたくさんありがとうございます!
pistacciさま
nice!&コメント、ありがとうございます!
元々植物には疎いので、初めて見るものばかりで楽しかったです。
自家製パパイヤ、作れるんですね~。サラダ用なら甘くなくて良いので、
日本でも手軽に(?)育てられるのでしょうかね。
辛くないパパイヤサラダを食べるには、やはり作るしかないんですね…。
お店のものは見るからに辛そうで、食べたいと思いつつ、私にはムリです…。
ももかさま
nice!ありがとうございます!
Taekoさま
お忙しい中のご訪問、nice!ありがとうございます!
あんこさま
nice!&コメント、ありがとうございます!
確かに、ココナッツジュースも病気のときに飲んだらおいしいかも、と
思ってしまいました。若い実の方がクセがないらしいです。
私的にはポカリの方が好きなので、ポカリの親戚(?)のような…。
ショウガはお花ばかり見ていましたが、葉の形が違いましたね。
ご指摘いただいて、初めて葉にも目が行きました…。
こういうところ、現地で気付くともっと楽しめたんですよね、きっと…。
by 雛鳥 (2010-11-23 10:08)